2年付き合った彼氏と結婚して3週間で離婚した話
30歳と1週間のとき、離婚しました。
結婚していた期間は3週間ほどでしょうか。。
あんまり正確に覚えていないです。
うちの両親は喧嘩をしない人でした。子供の前で喧嘩をしないようにしていたそうです。なんでかはまだ聞けていません。
なんとなく恥ずかしく、聞けていないです。
小さいころ『親が夫婦喧嘩した』なんて話を友達から聞くと全く現実味がなく、別の世界の出来事のように感じていました。
むしろ夫婦喧嘩するなんて、ドラマの中だけの出来事で現実にはめったに起こらないことなんだとさえ、思っていました。
ある程度大人になって初めて彼氏ができたとき、喧嘩って日常的なものなんだと初めて知りました。
同性同士の喧嘩は幾度とあったけど、所詮友達同士です。
冷静に話し合ったり、第三者に仲介に入ってもらったり、仲直りする方法はいくらでもありました。
でも、異性ってうまくいかないものなんですね。
違う生き物ということの意味を、痛感させられました。
男女の関係なんて、壊れやすく友達以下です。
家族になるとは、どういうことでしょうか。
共に生きていくこと
支えあうこと
助け合うこと
同居人
友達以上恋人未満
逃げ込める場所
裸になれる場所
同じ料理を食べる仲間
空気
夫婦の形はきっと一つじゃないのでしょう。
正解も不正解もきっとない。
でも私の結婚生活は、間違ったものだったとはっきりといえます。
婚約指輪、ありません
結婚指輪、ありません
結婚式、してません
免許証の名前、変えてません
住所変更、してません
会社に報告、してません
新居、ありません
二人で一緒に暮らした期間、ありません
彼に騙されたわけでも、私が騙したわけでもありません。
ただただ、必然的に結婚し離婚しただけです。
30過ぎた女ですが、理想の男性像を語らさせていただきます。
親切で小金もち、清潔感があって少しおしゃれに気を使う、夜の営みは丁寧で私の話をちゃんと聞いてくれる人
そんなやついない
分かってます。ただ言ってみただけです。言うだけはタダですからね。
二度目の独身を謳歌している今日この頃です。
おしまい