ハロワで教わった履歴書・職務経歴書の書き方
転職を初めてする人や、今までフリーターやニートだったけどこれからはちゃんと働きたいという人は、履歴書の書き方、職務経歴書の書き方、また送付状の書き方など調べると思います。
先日ハローワークの就職支援セミナーに行ってきて、履歴書、職務経歴書の書き方を詳しく聞けて、なるほどと思うところばかりだったので紹介したいと思います。
応募書類の作成
応募書類三点セット
- 履歴書
- 職務経歴書
- 送付状
この三点は必須といえます
履歴書の基本
- 黒ペンで丁寧に書く
- パソコンでも可。(パソコンで作成の場合、基本的なパソコン操作ができる人という印象を与えることができる)
- ㈱など省略はしない
- 誤字・脱字に注意する
- 間違えたら書き直す(修正テープを使うことは厳禁)
- 写真はスーツやジャケットで撮る
履歴書というのは自分を売り込む最初のアイテムとなります。とても重要なアイテムといえますから、企業側に自分が会いたいと思ってもらえるような履歴書を作成する必要があります。
写真はとても重要です。写真ではじかれてしまうことがないように、優しい表情で好感のもてる雰囲気を作ることが大切です。
志望動機は、履歴書の中で最も重要です。自分の言葉でわかりやすく表現しましょう。
書き方としては、キャリア、強み、スタンスの3つで構成していきます。
キャリア → 今まで何をしてきたか。前職での功績を書く
強み → キャリアを積んだ結果、何を得意とするか
スタンス → 応募の動機、自分の能力を何に、どう役立てたいか
学歴・職歴は義務教育の小中学校を書く場合は、卒業だけで良いとされています。
また、雇用形態や辞めた理由など自分に不利になるような場合は書く必要はありません。
免許・資格は極端に低い資格などは省略しましょう。取得に向けて勉強中のものは意欲が伝わるため、書いておいたほうがよいです。
職務経歴書
職歴の書き方は3パターン
- 編年式:年代順に書く。35歳以下向け。
- 逆編年式:編年式の逆に逆。40歳以上向け。直近10年を強くアピールすることが出来る
- キャリア式:前職が4社以上ある人向け。
どのパターンの書き方も間違いではありませんが、自分をもっともアピールできるものを選ぶ必要があります。応募先との関連性も注目しながら書くこともコツです。
気を付けること
- 原則A4の用紙2枚で納める(多くても3枚まで)
- PCで作成する場合は、フォント:10.5ポイント程度の明朝体)
- 具体的な数字や他者からの評価を記載する
職務経歴書は原則2枚程度で納めるとされていますが、実際に面接官がじっくり目を通すのは1枚目です。1枚目には、氏名、住所、連絡先を記載しましょう。
自己PR、職歴や略歴は必ず1枚目に書くことが重要です。
送付状
応募書類を送付する際には、必ず送付状が必要になります。
送付状はビジネス文書にのっとって書けばよいですが、自己PRも入れたほうが良いでしょう。
送付する際の注意点
- A4サイズで作成する
- PCで作成する
- 応募書類は必ず原本を送付する
封筒に入れる際の注意点
- 1送付状、2履歴書、3職務履歴書の順にクリアファイルに入れる(ホチキスでとめない)
- 角2サイズの封筒に入れる
- 切手料金不足にならないよう、郵便局の窓口で出す
- 封筒表面の左下に朱書きで「応募書類在中」と記入する
- 封筒の裏面に、自分の住所と氏名を書く
- 封筒は手書きにする
最後に
ハローワークでは色々な種類のセミナーが開催されています。どのセミナーも無料ですので、就職活動に不安な方は足を運ばれるといいと思います。
履歴書や職務経歴書の書き方の直しもしてくれるそうなので、利用できるものは利用しないと損だと思います。
具体的に何を求めているか、こちらから提供すれば親身になってくれるのがハローワークです。逆にうやむやに相談すると軽い感じで終わるのもハローワークですので、足を運ぶ際は色々と考えを練って知りたい情報をまとめて行ってくださいp(・∩・)q